
雨続きの中でぽつんと晴れた日、南木曽町の渓谷へ、ぶらりとお出かけ。
駐車場からわずか10分で美しい渓谷が、そこからまた15分ほどででっかい滝が見られるという、ものぐさで根性なしで、おまけに気の短い私にはまさにぴったりな場所である。
駐車場の脇にはこんな清水がある。
竹の節を抜き、ただ湧き口に射しただけ(良い位置に口が来るように、石で重石をしてある)の”水道”だ。

この湧き水には清水を受ける立派なセメントの囲いも、パイプもポンプも無い。それでも立派に水道の役目を果たしている。
なんてったって挿してあるだけなので、痛んだら取り替えも簡単だ(竹はそのへんにいくらでもある)…でもちょっと水が出たら、この水道は流されそうだ。
『これが今流行りの”エコロジー”ってやつ?』
…などど大げさなことを思ったりしながら、冷たい水で手を洗った。