HP(体力)不足


S邸

今日は(今日のことを今日書くのは久しぶり…)、午前中、半日の庭の管理の外仕事。

現場仕事になると、私の体力は半日で限界だ。
仕事の内容は、簡単な移植、宿根草などの手入れ、(バラなどの)剪定、追肥、薬剤散布、草むしり等々。

昔(?)はそれでもお呼びがかかると一日(庭屋の稼働時間はだいたい現場着が朝8時、現場を出るのは5時)やっていたが、その後2、3日グロッキーになってしまいかえって赤字、家庭も危機に陥る、ということに気がついたので、最近は現場仕事はあまりやらないようにしている。

今でこそ、花店や造園会社で花壇作りや花の管理も請けてくれるようになったが、7、8年前までは「それはお客がやること」という考えが一般的だった。

S邸

しかし当時も、ガーデニング雑誌を見て「こんな庭にしたいので花壇のデザインをして欲しい(または植え込みをして欲しい)」、「庭いじりは嫌いだけど庭には花壇が欲しい」、または「体が不自由だが管理はできるので植え込みだけして欲しい」、などなどけっこう要望はあったものだ。
しかし現実はと言うと、造園屋の親方や男衆は普段の業務で忙しく、花屋の花までは覚えている時間が無い。結果、庭を依頼するお客さんのほうが、こと花に関してはよほど詳しい、ということになる。

では、花屋なら花のことに詳しくて何でも教えてくれる(やってくれる)かと言うとこれも、あやしい。

その辺のことも庭いじりが好きなお客さんのほうが、やはり良く知っているのだ。…もっとも時代の流れに敏感なのはやはり花屋のほうで、最近はその辺もかなりフォローしてくれるようになったようだ。
苗ポットについているラベルにもだいたいは、その植物の学名が記載されるようになり、購入した人が自分で性質や管理方法を調べる事もできるようになった。花の性質や管理に詳しい店員さんも増えた。
おまけに頼めばたいがいどこでも(最近はホームセンターでも)、おしゃれな花の寄せ植えも作ってくれる。実費だけで制作料を取らないところが多く、持って帰って飾るだけ、という手軽さが人気だ。

今でこそそうだけれど、当時(10年近く前)はあまりそういった店舗は無かった。そんなわけで、素人に毛の生えたような私にもこんな類の仕事がよく来た。…今でも営業もしていないのに、お声をかけてくださる方もいる。
となると、「いや疲れちゃってそんなに動けないんで…」とは口が裂けても言えない。

S邸

…などと言いながら、今日のお客さんには「これから寝るんです〜」と言って帰ってきた。実はこの方もお体があまり丈夫でなく、色々とご苦労をされているのだ(丈夫でない同士、話がムッチャ合う)。
…だから、お客さんより若い私が「すみませんねトイレが近くて…」「いやもう、半日しかもちません」などど勝手なことを言っても、「どうぞどうぞご自由に」「しっかり休んでくださいね」と優しいのである。おまけに元気出してね、とお土産に健康ジュースをしこたま持たせてくださった…泣ける。
ま、だいたい半日もあれば、かなりな事はできる。花壇の管理に一日では、お客さんのコストも嵩んで気の毒だ。

「おかげできれいになりました。またよろしくお願いします」と言ってくださる方のためにも、私の体が動く限りは、半日コースでぼちぼちがんばろうと思う。


Diary : 今日のお仕事 index

RYUKO KAMIJIMA Web Site

© 2003-2023 Ryuko-Kamijima.