まゆ玉


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松本地方では、松飾を集めて燃やすことを「三九郎(さんくろう)」と言う。どんど焼き、と言ったほうがぴんとくる方が多いだろうか。

この三九郎の火で、米粉で作った団子を焼いて食べる。団子を通すのは、ヤナギの枝だ。

昔はどこの家庭でも米粉をこね、手作りしたのだろう。今も手作り派、購入派、半々くらいかな。

かくいう私は、購入派。一度手作りにチャレンジしてみたが、手間がかかり大量にできる割りに、なんだか硬いし、飽食の世代である我が子は二つ三つ食べて「ごちそうさま」なので、このところ市販品を買っている。

時期になるとどこのスーパーでも売るが、町内の歩いて1分のところにおじいちゃん、おばあちゃんで商っているお餅屋さんがあり、私は毎年、そこで買っている。…やわらかくて、甘すぎず、ほんのり塩気もあってそのまま食べてもおいしい。

直に火であぶると真っ黒になってしまうから、団子のところをアルミホイルでくるんで、三九郎をする田川の川原へ持って行く。

たくさんの枝先に鈴なりにつけてくる人、繭(まゆ)以外の形を作っている人、ものすごく鮮やかなまゆ玉が目を引く人…。皆が持ってくるまゆ玉も色々で、見ていると面白い。


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