誰が持ってきたんだか、ある夏の日に玄関脇の地面から、どう見ても恐怖のマメ科らしいツルが出て、あれよあれよと伸びて、まあ良いやと竹垣に登らせておいたら9月の終わりに美しい花が咲いた。
ヤブマメではないか。
まるでぼかし染めの着物のようで、ジャパネスティック(なんて言葉ないかしら)な美しさ。
こんな色合いの風呂敷もあるよね。
…と喜んでいたらあっという間にマメになり(当たり前だけど)これがはぜたら大変と、この忙しい最中にマメを散らさないように気を使いながら、抜根撤去作業実行。
マメも小さくて可愛いんだけどね。
玄関先がヤブマメだらけになっちゃうのも困るしね。
でも、これって地面の下の根っこでもマメ(花)ができるらしいから、もう遅いかも。
来年また、きれいな花が見られるかな。