ほおずきの思い出


子供の頃、学校からの帰り道にほおずきを採って来ては、実の中味を洗面器に張った中で水の中でクチュクチュと出して、車状に端を切って開いたストローの上に乗せて息を吹き込み、いつまでも飽きずにくるくる回していた。

このほおずき、地面においておくと誰のしわざかわからないが、固い脈の部分だけを残してまるで品の良い電灯の囲いのごとき芸術品が出来上がる。

作り手はワラジムシがダンゴ虫ではないかと思っているのだが・・・
作成途上を一度も見たことがないので、未だに不明である。


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