ジネンの庭  p11

カクトラノオ

カクトラノオ1

本当に丈夫で、日当たりが良く障害物のない場所だと、困るくらいに増えるカクトラノオ。
真夏意外は敷地全体が日陰の我が家では日照不足らしく、あんまり増えない。

そして、花が終わりかけると無常にも、私に花穂を切り取られてしまうため、必死で株を増やして生き延びている。

光を求めてひょろひょと伸びて狭い通路に倒伏するため、竹垣に縛りつけられわいそうな扱いを受けている。

カクトラノオ2

写真を撮っていたら、セセリチョウが蜜を吸いに来た。


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ミズヒキ

ミズヒキ

水鉢の横のミズヒキ。ミズヒキって写真に撮るのが本当に難しい…。
そして、眼鏡でも良く見えない花にピントを合わせようとしていると、普段でも震える手が猶更震える。

ミズヒキ2

庭のミズヒキは種がこぼれないうちに、花がしおれたら花穂から刈り取っている。

ミズヒキは、繊細に伸びる花穂とゴマ粒のような花をしっかりとした固い茎が支え、狐の顔に似た斑が入る大きな葉がつく。

ミズヒキ

そんなたくましさと可愛らしさが同居した風情が、何とも言えず、おもしろい(そして、山でも花にピントが合ったためしがない)。


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アサガオ、ヘブンリー・ブルー

アサガオ・ヘブンリー・ブルー

HN:バニラ(飼い猫の名前)・ママがアサガオ「ヘブンリー・ブルー」を種から育てて、その苗を夏に数本貰ったので竹垣の下に植えてみた。

アサガオ・ヘブンリー・ブルー

日当たりの悪い我が家はなかなかつるが延びず、今頃になってやっと、大輪の美しい青い花を開いてくれる。

アサガオ・ヘブンリー・ブルー

イチイの四つ目垣にからみ、日陰では、なんともいえない光るような青。


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野いちご

今年も野イチゴが実をつけました。

野イチゴ

この小さな実、口に入れると野性味のある酸っぱさと共に花の香りも楽しめる。

野イチゴ

さっさと食べないと、アリとワラジムシ、ダンゴムシに先をこされてしまう。…でももうちょっと、赤く(甘く)したいよね。


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霜柱

今日は明方随分と冷えて、なかなか布団から出られずにいた。

simobasira

新聞を取りに外へ出て、なんとなく庭へ回ると、むき出しの土に霜柱が立っている。

毎度、これを見るといじりたくなるので、指でつついて遊んでいたら土がついちゃった。

ニッポンも南のほうでは、桜のつぼみがほころんできたそうだ。

松本の桜はいつ咲くんだろう。
去年は、4月の一週目には咲いていたな。

今年の春は、未だ来たらず。


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さむい!🥶

yuki

ネコヤナギの花芽をふわふわと触りながら「春だねえ。」なんて言ってたらやっぱり、雪。

yuki

こんなカミ雪が降って、やっと春が来る…んだけどちょっと…マジで寒くない?🥶


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庭の春一番

朝、洗濯機をまわしていると「いってきまーす」と出ていったはずの子供がまた戻ってきた。
友達の一人が「トイレにいきたくなっちゃった」、なるほど。

ねこやなぎ

トイレに1人で総勢5人の集団登校軍団のうち、友達を待つ4人が玄関の戸をあけっぱなしにして狭い土間でぼーっと立ち尽くしているので、私はサンダル履きで外に出て
「ホレホレさわってごらーん、ねこみたいだよぉ」
と、いい塩梅にふくらみはじめた、鉢植えのねこやなぎの花芽をフニフニとつまんでみせる。

ねこやなぎ

『しょうがないな、おばちゃんに付き合ってあげるよ。』て感じの目で私を見つつ、興味なさげな顔で花芽に手を伸ばした1名、
「うわー、ねこみたい!!」
そして鉢植えの周りに群がる子供たち。「ふわふわー!」トイレの友達を忘れ、花芽をさわりまくる。…ふふふ、可愛い。
だからねこやなぎって言うんだよ。

触ったの、初めてなのかな?


ネコヤナギ:Salix gracilistyla Miq.
Y-List(米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名-学名インデックス」)


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